【ご挨拶】

★この度は当店ホームページへご来訪いただきまして
誠に有難うございます。
完全ハンドメイドのページであり、Web制作会社の
デザイン・構成とは一目瞭然ではありますが、
商いを伝える為のポイントを何よりも優先し、
「Webデザインのみ長ける」より「お客様に伝わる商売」
そんな心意気がお客様に届くようにと願い自ら作成しています。
どうぞスミからスミまで目を通してくださいますと幸いです。

肝心の仕事はプロです！キッチリ・確実・丁寧
そしてリーズナブルに施工させていただきます。

先ずは当店の歴史を失礼ながら略式にてご説明致します。

昭和元年　初代　祖父である高安恒司
この地横浜市港北区樽町にて開業。
当時畳需要が日々高まる中、各地から多くの
お客様にご贔屓いただくと共に、親方としての信頼にも恵まれ
技術を継承する家元として 多くの畳職人育成に邁進。
よって、全国には祖父を師として 独立開業した畳店が
数多く存在しております。
又、建設業全般の繁栄の為にも積極的に取り組み
地域同種同業者との協力の元に、
業界のより一層の発展に励んだそうです。


二代目父　高安弘　東京都大崎にて修行の後、
昭和３３年より当店に従事。
当時の畳店はリヤカー・大八車での製品運搬と、
自転車・バイクでの移動による現場作業を主体として
いました。
そのような中、業界いち早く自動車（トラック）を導入。
そして多様化する時代のニーズに応えるべく、
産業機械化にも取り組む。
昭和６０年には、横浜市内最初に畳高熱殺菌乾燥機を
導入した店としても有名。
多くの害虫被害に困っているお客様のご要望に
応えて来た次第です。
結果、多くの顧客様層の拡大、様々変化するお客様のニーズ、
建築増大による受注過多にも素早く対応可能な
店舗を構築する事が出来ました。


そして私 三代目　高安忠雄
茨城県高萩市にて技術修行を積んだ後、
平成元年より当店に従事。
先代達が築いてくれた大きな基盤の元、
常に時代のニーズに対応した店造りを心がけ、
創意工夫の精神にて今日まで取り組んでおります。
従事して数年で一般家庭にもIT時代の到来！
見る・調べる・買う、様々な事柄が激変しはじめました。
このビッグウェーブに乗るか否かにて大きな
違いが生まれる分岐点。
初めてのパソコンに困惑しながらも、
平成１２年　業界では先行した形で商業としての
ホームページを開設させていただきました。
現代の当業界においては、簡単に表現するならば、
「マーケティング能力」が最も大切と確信しております。
情報の多様化、同種業者の多角化が進む中、
自らの店を多種多様にPRして行く事は必要不可欠であります。
言わば技術と品質はしっかりしているのは当然の上で、
お客様に支持され愛され続ける店とはなにか？
それを探求し、提供していく事が重要であると
日々念頭においております。


簡単ではございましたが、こちらをもちまして
高安畳店のご挨拶とさせていただきます。
何卒宜しくお願いの程申し上げます。

２０２３年１月 改訂

以下年度毎 記入順
最新は下段になります。

★平成２０年１１月２２日

度重なるご贔屓に厚く御礼申し上げます。
おかげ様にてホームページを開設させていただきまして
今年で早八年となりました。
当初はこのような手法によるホームページが、
皆様に受け入れて頂けるかとても不安でしたが、
皆様のお力添えもありインターネットを通して、
八年間で通算一千三百件以上の新規お客様にご愛顧して
いただく事が出来ました。本当に有難うございます。
中では千葉県にお住まいのお客様からも
お仕事をいただきました。
遠い千葉県からも当店をお選び下さいました事を
とても喜ばしく思い、特別出張費などは頂戴せずに
お引き受けさせていただきました。

開設当初のお客様に至っては、２度目３度目と
ご利用くださり、心からの感謝と遣り甲斐を感じながら
運営させていただいております。

現在では、同業種の方々のホームページも多くなりました。
お客様にとりましても選択肢が広がった事と思いますし、
プロデザインによる魅力的な美しいホームページも
数多く見受けられるようになりました。
ですが畳替えは既に皆様がご存知のように、
右から左へただ商品をお売りするのではなく、
職人による技術作業です。
実際にはどんな店なのか・・・・。
どんな人が作業するのか・・・・。
支払い総額はどの程度になるのか・・・・。
料金に見合った満足度は得られるのか・・・。
などが最も大切であり、
このような情報をキチントお伝えする事が第一と考えております。

または、近所にも畳店はあるけれど何の情報も
発信していなく、入りづらい聞きづらい・・・・
仕事内容や雰囲気も分からなくて・・・・。
このような声もお客様から多分にお聞きしてきたものです。
やはり折角の畳替えですので、お客様にもっと気軽に
安心して、最初から最後まで気分良く畳替えをして
いただけたらと思います。

これだけ情報が氾濫した世の中ですから、
どの店見ても当店だけが出来る技・安い・丁寧・安心・・・・・
こんな表記ばかりかも知れません。
又は拘りの理屈が多き店も・・・・・・。
結局は、どれも自らに都合の良いように
表現しているに過ぎないでしょう。

しかし、企業ですから営業努力を表すのは当然でもあります。

怪しい激安を唄う店以外は、技術的な違いもそうは無いでしょう。
極端な価格差も無いかも知れません。

では当店を選んでいただくにはどうすれば良いのか・・・・

やはり当たり前の企業努力は怠らずに、
常に創意工夫の精神を心がけ、周辺リサーチを徹底し
価格の違いの他に、”なにか違いのある店”そんな店作りを
心掛けて行きたいと思います。
勿論、最近目立つ激安店（実際安いかどうかはかなりの疑問ですが・・・）
のような、商品・製作法、果ては商法全てに
信頼を失うような事は一切致しません。

　ネット上に自分の写真を掲載するのはとても恥ずかしいのですが、
店主の顔をお見せする事によって
少しでもお客様にご安心して頂けたら幸いです。
（写真は開設当初八年前の物ですので、現在は多少老けた…？？
シブク…？なりました・・・・？？）
八年後の実物はどう変わっているのか・・・・は、
実際にお会い出来ました時のお楽しみにでもして
頂けましたら幸いです。
一代目祖父の時代からは勿論の事、
二代目父親がまだまだ若き頃から
長きに渡り御ひいき下さいますお客様にも、
重ね重ね感謝申し上げますと共に、
そのような大切なお客様へ宅お伺いしますと、
時代の流れを感じられる様々な良いお話を
お聞きする事が出来ます。
私自身これからも沢山のお客様方々と、
そのような大切なお付き合いが出来ますよう、
明るい接客♪柔軟な対応♪で
誠心誠意努力させていただきます。

我が家の長男２歳は、
「大きくなったらパパと一緒に畳屋さんやる！！」
となんとも嬉しい事を言ってくれます。
息子が四代目になってくれる頃には、
私も６０歳前後になりますが、体力と気持ちの続く限り、
お客様の為にも家族の為にも頑張らせていただきます。
今後とも高安畳店をどうぞよろしくお願いいたします。
「またお願いします！」
お客様から頂くこのお言葉が
何よりも嬉しく励みです！！

お電話にてご連絡いただく場合には、
一言「ホームページを見た」！と言っていただきますと、
お話をスムーズに進めさせて頂ける事と思います！

★平成２２年３月１０日

２０１０年度　おかげ様でホームページを作成公開して
１０年を迎える事ができました。
皆様に支えて頂き、ここまで続けてこれた事に心より
感謝申し上げます。
世間では１００年に一度の大不況と騒がれ、
建築業・製造業　その他様々な業種にて厳しい状態を
強いられている昨今であります。

そんな中で不況の波を乗り越え続け、
順調にお仕事をさせていただいております当店ですが、
本年度の大波は更なる努力が必要不可欠のようです。
業界においては、我々にもお客様にも色々と良くない話を
相変わらず耳にしますが、当店での
営業信念は何一つ変わる事無く続けていく所存です。
それこそが数年先・未来において当店の信用でもあり、
財産であると信じているからです。
お客様に信用を頂いて作業をさせて頂く、
この大切さを当店は忘れずに続けます。
至らぬ点もありますが、高安畳店を
どうぞ宜しくお願い申し上げます。

我が家の長男は３歳８ヶ月となりました。
まだまだ本人の気持ちに変わりはないようで、
将来は畳屋さんだそうです。
父親としては嬉しくもあり一安心です！！
そして今年二月に次男が産まれ家族が増えました。
夜中に何度も起こされ寝不足ぎみ
ではありますが、掛け替えの無い家族の為に
「パパは頑張るぞ！！」そんな気持ちの
毎日です。

★平成２３年７月６日

暑さ厳しい中　皆様如何お過ごしでしょうか。
最近の私と言えば、仕事と育児にてんてこ舞いの毎日です。
今月五歳になる長男 　もうすぐ一歳半の次男…
まだまだ手の掛かる子供達ですので、
やはり父親も子育てに大いに参加が今の時代の常のようです。
とは言え、今で云うイクメンは、
何より楽しく生き甲斐を感じる事であります。
そしてこれまたなんと、お陰様で我が家に
女の子が来てくれます♪
８月末に長女が誕生する事となりました。
なれば当然・・・・まだまだ暫くは
てんてこ舞いの毎日に成ること必至であります。
贅沢を言っても良いならば・・・・
自分の時間が持てたら・・・・
趣味も楽しみたいところです。
色々幅を広げて取り組みたい事も沢山あります。
何より、ホームページのリニューアルに
励みたいところです。
しかし現実は・・・・仕事と育児を含めた家族の時間・・・・
そして睡眠となってます。
そうでないと、流石に四十過ぎの身体は
もちそうにありません。
長女も産まれることですし、まだまだ自分の時間が
貰える日々が来るのは、遠い先のようです。
相変わらずアップ画像は開設当初の物ですが、
体重だけは当時と変わらずキープしております。
11年の変貌具合・・・・
多少のお楽しみにでもして下さいませ♪


因みに 最近の長男は畳屋さんと新幹線の運転手さんに
なりたいと言っております。
さて来年はどうなることやらです！！！！
次回更新の折りに、またご報告させていただきます。




では皆様、厳しくも大変な世の中ですが、頑張ろう日本！
個々は小さい力とも、繋ぎ合わせ大きな力とし、
更なる 夢と希望ある日本にして行きましょう！

45歳になりました。


★平成24年4月４日

度重なるご閲読に感謝申し上げます。

４月は新年度ですね。
新入園・新入学・新入社、そして新な歩みを始められる皆様方
この度は誠におめでとうございます。
新天地でのご清祥を心よりお祈り申し上げます。


ようやく暖かさを感じる日々となり、
爽やかな季節の到来ですね。
何だか自分としても色々と”やる気” が湧いてくる
今日この頃ではありますが、
まだまだご苦労をなさっている皆様も多数居られる事と存じます。
どうぞお身体を大切に、無理せずお過し下さい。


さて我が家の話で恐縮ですが、
ついに長男は畳屋さんは眼中になくなった模様です。
「なるかも知れないけど、大人になってみないと
そんなの分からない」
・・・・ だそうです。
まぁ当然とも言えば当然ですが、ちょっとガックリ
でもありました。
しかし、子供の未来は子供のものですし、
まだ五歳ですから・・・・
これから色んな事に興味を持ち、一番好きな道を
歩んでくれたらと思います。
ならば最近やっと お話が上手になってきた
次男二歳に期待してしまったりして・・・・(ー_ー)!!


前回お伝えしました長女も生後８ヶ月となりました。
昨年は大変な出来事もありましたし、
“希望”が“実”との意味も込め
希実（のぞみ）と名付けました。
まぁそれがそれが、末っ子ゆえに甘えん坊なのか、
親にくっついてないと泣くわ泣くわで大変です。
親も若くはないので体力的にも楽ではありません。
でも、何はともあれ
いつもあの笑顔に誤魔化されてしまうのですけどね。

こんな感じの2012年春であります。

今後とも宜しくお願い申し上げます。

★平成25年1月30日

こちらまで目を通して下さり、誠に有難う御座います。
寒さ厳しい昨今ですが、どうぞ皆様お風邪など
召さないよう お身体ご自愛下さい。

仕事＆育児　多忙過ぎて体力激減です。
半分は年齢のせいなんですけど・・・・。
今年46歳　まだ若い！と言われる年齢なんですが、
やはり体力が重要な肉体労働者な訳でして、
最近は簡単に息が上がるようになりました((+_+))
昔は重い畳を担ぎながらも、スイスイと階段を
駆け上がってたのに・・・・等々・・・・
パワーと持久力、さすがに衰えを感じざる
おえなくなりました。
しかしながらも働き盛りの四十代！
足りなくなったところは、経験と知恵を活かしながら、
今年7歳・3歳・2歳の子供たちの為、お父さん頑張ります！！
どうぞお客様方、
私に頑張らせて下さい　<m(__)m>
持てる技術と対応で、お客様に
喜ばれる仕事をさせていただきたく、
初心忘るべからずの精神で
心からお待ち申し上げます。

ＰＳ
さすがにページ上部 HP開設当初のプロフィール写真では、
月日が経ち過ぎた模様です？！
こちらをご覧下さると、最近のプロフィール写真が
掲載されてます。
宜しければお付き合い下さると幸いです。
http://www.facebook.com/takayasutatami148#!/tadao.takayasu0404

★平成26年6月12日

こちら久々の更新となります。
ご閲覧に心から感謝申し上げます。

お客様方のご贔屓により、当店は昨年春より先月までの間、
通常の生産能力以上の作業をさせて頂く事が出来ました。
増税前に伴う需要拡大も然ることながら、
増税後も購買心理の継続によっての
好景気に乗らせて頂いたようです。
これもお客様方一人一人のお力添えによるものと、
日々感謝の有り難き重労働であります！！！！
早急でも・遠方でも・どのような現場でも、
「お仕事を頂けるのは何よりなんです」
今の自分は、お客様の為・家族の為、
忙しく仕事が出来る喜びを実感する毎日です。

今月は梅雨時期という事もあり、
通常ペースでの日々作業です。
とは言っても、週休二日が頂ける程、楽ではありませんので、
これもまた幸せなのかも知れません。

7月8月のご予約も順次頂いております。
工期限定作業のお客様は早めの
ご相談・ご注文を宜しくお願い致します。

これからも当店が、皆様方のお役にたてたら幸いです。
今後とも 高安畳店をどうぞ宜しくお願い申し上げます。

★平成２７年９月２２日

ご閲覧いつも有難う御座います・
シルバーウイークにて久々の連休を頂いている本日です。
日頃は週休一日の自分ですが、
たまに頂く連休は楽しくて仕方ありません。
家でゆっくりと言うよりは、連日アウトドアにてリフレッシュです♪
爽やかな秋を皆様如何お過ごしですか？
どうぞ満喫して下さい。

さて、当店は相も変らぬ皆様方のご愛顧により、
数か月先までのご予約を頂いております。
本当に有難う御座います。
仕事もプライベートも充実した日々が過ごせる事に
心から感謝です♪

しかしながら最近は自身の身体のメンテナンスにも
気を使い始めました。
「体が資本」ですから・・・・
体調を崩したら元も子もありません。
お客様のご期待・ご要望にお応え出来るのも
健康な身体があってこそ！！！！
大きな無理は厳しいですが、小さな無理ならまだまだイケます。
今後とも当店を宜しくお願い申し上げます。

フェイスブックのアカウントをお持ちの方は、
こちらにアクセスして頂けると嬉しいです。
https://www.facebook.com/tadao.takayasu0404
お気軽にお友達申請も頂けると幸いです。

https://www.facebook.com/takayasutatami/
また、こちらに 「いいね！」下さいますと益々の励みになります。

皆様のご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

★平成２８年９月１７日


当店ホームページをここまで目を通して下さり、
本当に有難うございます。
最近では、お知らせや日記のようなことはFacebookへの
アップとなり、こちらへは久しぶりの書き込みとなります。
2016年秋 皆様如何お過ごしでしょうか。
秋の涼しさがあったと思えば、時折の猛暑日も…。
夏の疲れも出る頃です。
皆様体調管理には十分なお気遣いと、
こまめな休養をお取りください。

さて、店主である私ですが、只今四十九歳であります。
来年四月には五十となります。
子供はまた小学生と園児！子育て真最中だからでしょうか、
まだまだ気力体力は好調です。
しかし、持久力だけは…。 がむしゃらな肉体労働は
少々厳しくなって来た今日この頃です。
これからもお仕事を頂ける有難さを肝に銘じ、
感謝のハードワークを続けていく所存には
変わりないのですが、
“５０歳！”以降は少しだけスタイル変更と言いますか、
今とは違う・・・“一味違う畳店”　“新しい目線からの魅力店”
そんなお店づくりにして行こうと計画中であります。
Stay tuned！！乞うご期待！！

現在の当店並びにホームページを
こんなにも沢山のお客様方にご贔屓・ご支持頂いてます事に
心から感謝申し上げます。
毎度多くのご注文を頂き本当に有難う御座います。
これからも皆様のご指導の下　更なる発展を目指し、
お客様に愛される店を構築してまいります。
今後とも高安畳店をどうぞ宜しくお願い申し上げます。

平成29年4月１４日

日増しに暖かくなり、過ごしやすい季節の到来です。
こんなところまで目を通して頂き本当に有難うございます。
今回は技能士資格についてお話させて頂きます。
我々の業界には、一級二級等の技能士資格取得には
興味ない職人も多くにいらっしゃいます。
それは、畳業において技能士資格は事業を行う上での免許では無く、
一種の肩書に過ぎないからです。
勿論、技能士資格は立派な証ではありますし意味のある事です。
しかし、資格を取得せずして一人前とは言えない！それは身勝手な
暴言の一つにもなります。
一人前の証は他にもある訳です。
個人がその肩書に必要性を求めるか否かなのです。
本来の手縫い基本技術を苦労を重ね身に付け、
多大な経験を積み重ねた名工に値する職人さんも、
資格という肩書に拘らなずに居た方も少なくありません。
評判の良い畳店の職人ほど、資格取得の時間すらもったいない。
そんな肩書手にいれても、商売に結び付かない（売り上げに）
そんな風潮でもありました。
私の大切な仲間である同業者にも、そのような考えをもつ者もいます。
勿論 手縫い基本技術を持ち、誰が見ても立派な一人前の職人です。
ですから、必ずしも技能士資格を持たずに
畳店を営む事は話しにならない！
という訳ではないのです。
ある意味、手縫い基本技術を持つ職人ならば、
技能士資格を手にする事はそう難しくありません。
無論、難易度が低い訳ではなく、当り前に学んできた腕前ならば、
それを規定に示したのが技能士資格な訳です。
しかし、そこにはセンスの差はあるでしょう。
練習すれば取得は出来ても、優秀もしくはギリギリ合格・・・・に分かれる
みたいなものもあると思います。
勿論、畳技能において一人前を目指すには更なる経験を必要としますが。

ここでご理解いただきだいのは、
手縫い基本技術を持たない業者が氾濫する現代ですので、
きちんとした仕事を求める場合には
技能士資格の有無も大切な判断基準になります。
ですが、
地元に根ざした畳店なら、まず一人前の職人が営んでます。
資格を持たずしての職人で在ったとしても、
ただそれだけで選択肢から省いてしまうのは
空言だと私は思ってます。
同業者はライバルですが同志でもあります。
ある一点に拘り過ぎた偏った指標は
作りたくないと思います。

しかしながら、現代では拡張展開する業者により、
一般募集の人材が畳を作る時代にもなりました。
簡易技術と簡単製作で畳施工が行われております。
そんなご時世ですから、技術の差別化を測るには、
様々な表記も大切かも知れませんね。

ですがやはり、当り前の技術を持ち合わす畳店ならば、
どれだけ営業努力をしているか・・・が
もっとも大切なのだと思います。
理屈に長け、他者の足を引っ張るような職人には
なりたくないと私は思います。
しなやかな職人になれたら幸いです。

そんな私の技能士資格は二級まで
一応にして取得しました。
勿論、畳製作における全て、一級課題にある技術も
当然に学んでます。板入れ畳
畳職として一般的には学ぶ事のない、
神社・仏閣用の特殊畳技能も学び、
多数有名建造物の畳製作にも携わってまいりました。

二級取得にあたっては、当年受講者中
最優秀者に与えられる県知事賞まで頂きました。
しかも最短時間にて作業を完了しております。
きちんと学べば難しい事ではありません。
それが故、畳技能士の肩書上乗せは
そこまでとしました。
肩書を積んでも、お客様に喜んで貰えるサービスは
別にあると思ったからです。

畳学校で修行を共にした同期の仲間（一級取得者）には、
どうして一級取らないの？とよく言われます。
高安なら楽勝でしょ！
などとも言われて来ました(笑) ・・・が、
あまり興味ないんですね。
それよりも、他分野の知識を畳業に活かす事
などを考えて来ました。
その一つに、色の勉強をしたりですね。
畳の縁はデザイン性豊ですし、
畳表にも様々なカラーが生まれました。
お部屋の壁や床 柱や他のインテリアなど、
家中には様々な色の調和や主張があります。
使う方の感性や好みもあります。
そんな時もワンランク上のアドバイスが出来たらと思います。

次に、一つのお店である程度の商品レパートリーが
必要な世の中でもあります。
お客様のお声も多い、襖や障子の勉強もしました。

時代は刻々と変化しております。
古き良きを重んじながらも、時代に添った・先を見た営業努力を
怠っては未来はありません。

話が長くなりましたが・・・・。
畳学校の話しが出ましたので、少々その事を。
親に仕事を教わるなんて甘えの塊、
他人の釜の飯を食ってこそ一人前！！
まだまだそんな時代の中、次第に流れも変わりつつあり、
自分は高校卒業後、茨城県にある畳の学校にて
技能を学びました。
しかしやはり！学校とは名ばかりで、
そこは集団丁稚奉公のようなものでした。
炊事・掃除は下級生の務めであり、
理不尽な圧力に耐えながらの寮生活。
上級生の行動には常に目を見張り、
いつでも対応が出来る体勢でいる事。
成長の道は、怒られて叱られ耐える・・・その一本！！！！
まだまだ、「俺が黒を白と言ったら、それは白なんだ！！」
そんな修行時代でした。

今思うと懐かしい事ばかりです。
当時は我ながら苦労してるな〜なんて思ってました。

でも社会に出れば山のような苦労だらけですね、
あんなの苦労の序の口でした(笑)
学校時代の同期 先輩方 後輩達とは現在も交流があり、
今となっては笑い話です。
そして宝の一つです。

長話にお付き合い下さり有難う御座いました。


今年度も高安畳店をどうぞ宜しくお願い申し上げます。

平成３０年４月１６日


皆様こんにちは、毎度ながら当店ホームページをご覧頂き、
尚且つここまで目を通して下さりいつも有難う御座います。

新生活の春ですね。
この春に新たな門出を迎えられた皆様、おめでとうございます。
新天地でのご活躍そしてご健勝ご多幸を心からお祈り申し上げます。

店主の私も今月に51歳になりました。
昨年に大台の50になったかと思えば、早くも一年が過ぎ、
時の流れの早さを実感しております。
子供の頃は鈍行列車のように一年が物凄くながく感じていましたが、
歳を重ねると特急列車に乗っているようですね。
とは言え、51という数字・・・・。
イチローの背番号のようでイカシタ年齢だと、勝手に満足してます(笑)

さて、四月から我が家の子供達も上から六年生・三年生・一年生となりました。
兄弟全員が同じ小学校に通ってます。
やっとこさ！そしてまだまだ！
子育ての先は長〜いです。
父さんはアクセルを緩められず、必死で踏み続ける毎日であります。
がんばるぞー
とりあえず、健康面は大丈夫。
体力は下降の一途ですがまだまたテクニックでカバー出来そうです。
創業100年まであと７年！！ですし・・・・。
爺ちゃん親父と繋いで来た店、100年の歴史を刻むべく！！！！
心はいつでもハングリー精神です。

話は変わりますが、商売をするに当たり、ウリにするキャッチコピーには、
安い・高品質・適正価格等様々ありますが、
諺にもあるように「安物買いの銭失い」
このような現実も世の中にはあるにはあります。
やはり、価格と品質は確実に比例します。
「本当に良いモノに安いモノは無い」のです。
安くても良いモノとは、品質限度を下回らずに
必要最低限の利幅を確保した商品である訳です。
裏を返せば、本当に高級な商品は相応な高価格なのが当たり前です。
適正な価格と適正な品質、双方をバランス良く整えてこそ、
“売れる商品”“売れる店”を生む商いの腕となる訳です。
当然ですが時代は刻々と変化してます。
どのような業種においても競争激化、
価格面、開発面、各自切磋琢磨で生き残りに励んでます。
我々畳業もしかり、
目標収益を確保するには、10年・20年前と比較したら１．５倍から２倍以上の
労力を使ってこそ達成となる訳です。
人より数倍の努力をして現代のニーズに見合う適正価格を実現した業者は支持され生き残ります。
業態を変えずに以前と変わらぬ適正価格を維持し収益を確保ようとする業者は
集客面でも厳しくなり、営業が困難となるでしょう。

着想や労力を駆使し、時代にマッチそして未来を見据えた店づくりを♪
それらを心掛けながら当店は歩んでおります。

畳替えをご検討のお客様へ
兎に角「低価格」で完成させるのが最優先とお考えならば、
当店では品質限度を下回らずにキチンと手を掛けて施工した場合の
総額をお伝えしてます。
天然農産物の畳表には限界突破の酷い品質である粗悪商品も多々あります。
安さを追及し過ぎると、品質下落をも追及する事になります。

何年も！毎日使う畳だからこそ！
当店ではお客様のご予算の中で可能な限りより良い質の資材を使用する事、
そして＋αのサービスでお客様に喜んで頂ける施工
創意工夫・進化する適正価格に対応、それが基本方針です。